The Bridge at Argenteuil アルジャントゥイユの橋

1874年

印象派
The Bridge at Argenteuil
寸法
60 x 79.7 cm
技法・素材
キャンバスに油彩
所蔵
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
クロード・モネ

フランス

クロード・モネClaude Monet

1840 – 1926

「印象派の父」とも称される、フランスを代表する画家。 自然の風景や水面に反射する光、天候によって絶えず移り変わる情景を、鋭敏な感覚でキャンバスに捉えた作風で広く…

✦ 見どころ(技法・色彩)

離れて見ると波のきらめきがイリュージョンとして結像しますが、近づくと純粋な色斑のモザイクへと解体されます。水面はペールピンクやウルトラマリンブルーなどの短い水平ストロークで描かれ、背景の樹木は不揃いな短い切り株状の厚塗りで質感が描き分けられています。

✦ この絵の舞台

舞台はアルジャントゥイユのヨット港に架かる道路橋のたもと、セーヌ川の穏やかなヨットだまりです。対岸には明るい陽光に照らされた2階建ての白い邸宅(水上案内所)と、赤レンガ風のアクセントを持つ3階建ての建物が並木を背景に建っています。

✦ 時代背景

1874年は、モネらが歴史上初めての「印象派展」を開催した美術史上の転換期です。普仏戦争の敗北から復興を遂げようとするフランスにおいて、アルジャントゥイユは中産階級が週末のレジャーを楽しむ新興の郊外観光地として人気を集めていました。

✦ 鑑賞のための問い

離れて見たときと近づいて見たときで、水面の印象はどう変わりますか?

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