The Gallery of HMS Calcutta (Portsmouth) 軍艦カルカッタ号の回廊

1876年

風俗画
The Gallery of HMS Calcutta (Portsmouth)

フランス

ジェームズ・ティソ

1836 – 1902

19世紀後半にフランスとイギリスの両国で活躍した画家。 初期はパリで成功を収めていたが、普仏戦争とそれに続くパリ・コミューンの動乱を逃れ、1871年にロンドンへ…

煤煙(ばいえん)けむるポーツマス港に停泊する軍艦カルカッタ号の甲板。
扇子で顔を半分隠し、水兵と何やら意味ありげな視線を交わす若い女性。

レモンイエローのリボンが目を引く、透け感のある軽やかな白いモスリンのドレス。 ヴィクトリア朝の男女の、洗練された恋の駆け引きを切り取ったようなお洒落な情景である。

しかし実は、この絵の主役ともいえる「黄色いリボンのドレス」には、画家ティソの並々ならぬ執念が隠されている。

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