Mr and Mrs Andrews アンドルーズ夫妻
1750年
肖像画

画像: Wikimedia Commons / Public Domain
- 寸法
- 69.8 × 119.4 cm
- 技法・素材
- カンヴァスに油彩
- 所蔵
- ロンドン・ナショナル・ギャラリー
生計を立てるための肖像画の注文でありながら、自身の情熱であった風景描写を画面の大部分にわたって展開させ、故郷の自然への深い愛着を表現した。
✦ 見どころ(技法・色彩)
画面右側に広がる空のグレー部分には青色顔料が一切使われておらず、木炭の微粒子と白鉛を混合することで光学的な青みを生み出している。また、妻フランシスの水色の絹ドレスは、白鉛に淡くプルシアンブルーを塗り、影に濃いプルシアンブルーを重ねることで滑らかな光沢が表現されている。彼女の膝の上には、下地が露出したままの描き残し領域がある。
✦ この絵の舞台
エセックス州バルマーに位置するアンドルーズ家の所有領地オーベリーズの敷地内。スタウア川の谷間を見渡す情景で、農業革命の先駆けとなった最先端の改良農地が広がる。
✦ 時代背景
18世紀中葉のイギリス。農業革命と第2次囲い込みが進行し、農地の生産性が向上していた。また、狩猟法により一定の土地収益を持つ地主階級だけに狩猟の権利が限定され、特権階級の支配が強化されていた時代。

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出典・参考資料
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