The Waltz(ワルツ)

1891年


華やかなパリの社交界、光にあふれる大舞踏会から少し離れた薄暗い控え室。 そこでは、人混みから逃れてきたカップルたちが、親密な距離で静かにワルツのステップを踏んでいる。

実はこの作品の背景には、ダンスをこよなく愛した画家ゾーン自身の実体験と遊び心がたっぷりと詰め込まれている。 当時のパリの舞踏会はいつも混み合いすぎて、まともにステップを踏むことすらままならなかった。彼はそんな喧騒から離れ、落ち着いて踊るために小部屋へと移動する人々の姿に惹かれ、このドラマチックで親密な場面を描き出したのだ。

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スウェーデン

アンデシュ・ソーンAnders Zorn

1860 – 1920

スウェーデンを代表する画家、版画家、彫刻家。初期は水彩画家として才能を開花させ、のちに油彩画へと表現の幅を広げて国際的な名声を獲得した。

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