Winter Landscape in Moonlight
制作年
1919
寸法
120.7 x 120.7 cm
技法・素材
キャンバスに油彩
所蔵
デトロイト美術館

Winter Landscape in Moonlight

1919年

表現主義

✦ 見どころ(技法・色彩)

現実の写実を排し、極度に単純化された形態と神秘的な色彩で描かれています。空は深紅の赤とオレンジ色の雲で彩られ、積雪はブルーやターコイズ、薄紫色で表現されています。太く粗野な筆致が特徴です。

✦ この絵の舞台

スイス・アルプスのダボス、フラウエンキルヒ地区に隣接する「シュタフェルアルプ」から臨んだ冬景色です。中央奥には標高3,107メートルのティンツェンホルンがそびえ、過酷な大自然の中に雪に半分埋もれるように数軒の山小屋が描かれています。

✦ 時代背景

1919年、第一次世界大戦後のドイツは敗戦と革命による大混沌の只中にありました。一方、1930年代にはナチスによる「退廃芸術」没収運動が起こり、前衛芸術が激しく弾圧された時代でもあります。

✦ 鑑賞のための問い

燃えるような赤い空の下で、あなたはどんな音を聞きますか?

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