Nymphs Finding the Head of Orpheus オルフェウスの首を見つけるニンフたち

1900年

静けさ後期ラファエル前派神話
Nymphs Finding the Head of Orpheus

ラファエル前派の精神を色濃く受け継いだイギリスの画家。 イギリス人の画家の両親のもとローマで生まれ、ロンドンの王立芸術院(ロイヤル・アカデミー)で学んだのち、自…

薄暗い森の奥深く、水辺に身を乗り出し、静かな水面をのぞき込む二人の美しいニンフ。

彼女たちの視線の先には、木製の竪琴(たてごと)とともに水草の間を漂う、一人の男の「切断された首」がある。

ギリシャ神話に登場する天才音楽家、オルフェウスの最期を描いた、恐ろしくも神秘的なワンシーンだ。

でも実は、当時の多くの画家たちが彼の「生前の輝かしい活躍」や「冥界での劇的な妻の救出劇」ばかりを好んで描いたのに対し、ウォーターハウスがあえて選んだのは、この残酷で悲惨な結末の場面だった。

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