イタリア

ジョヴァンニ・ボルディーニ

Giovanni Boldini

1842 – 1931

19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリが最も華やいだ「ベル・エポック」期を代表する画家。イタリアのフェラーラに生まれ、フィレンツェで印象派に先駆けるマッキア派と交流したのち、パリへ移住した。初期は風俗画などで成功を収めたが、やがて肖像画家として絶大な人気を獲得。素早く流麗な筆致(スウィッシュ)で上流階級や社交界の女性たちをこの上なく優美に描き出し、「ボルディーニ風にする」という流行語が生まれるほど当時の人々を熱狂させた。洗練されたエレガンスの中に、躍動感と微かな官能性を秘めた独自の作風が持ち味。

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